ゴルフって実に楽しいスポーツですよね。
広々とした芝生の上で優雅にスイング。青い空をトンビがゆっくりと羽をひろげて飛んでいます。
風が気持ちいいー。
いつもは早起きが嫌いでも、歩くのが億劫でも、ゴルフに行く時は別!雨が降ってもやめません。
でも、ちょっと待って。マナーは大丈夫ですか。
マナーをよく知らなくっても、指摘してくれる審判なんていません。そこで、キャディ経験者である筆者が、初心者の方に向けてわかりやすくマナーをご紹介しましょう。
この記事の目次
ゴルフのマナーはプレーの前から始まっています
ゴルフ場へはスタート時間の1時間くらい前には到着しておいてくださいね。受付や着替えを済ませて、ショットやパターの練習もしたいですよね。時間ぎりぎりに着いて、バタバタしてしまうと、あなたの実力が発揮できないかもしれませんからね。
チームでのプレイですから、遅刻は無しでお願いしますね。
あっそれと、ゴルフバックは口を前にして、担いでくださいね。逆の人をたまに見かけますが、担ぎにくいです(^^)
ユニフォームはないけど
ユニフォームというか、決まった格好がないスポーツって珍しいですよね。でもやっぱりゴルフにもふさわしい服装というものがあるんですね。トップスは基本的には襟付きのシャツです。ボトムスはジーンズやジャージなどのカジュアルすぎるモノはNGです。ゴルフ場によって、ハーフパンツがOKのところもありますが、確認した方が良さそうです。
せっかく非日常的で、きれいな芝生の上でするスポーツですから、いつもは着ないちょっと派手目の色の服を着てみるのも楽しいですよ。ゴルフウェアのお店に行けば色々揃っていますね。活用してみるのもいいかもしれません。
目印を付けるのがいいですね
ご自分のボールはわかるようにしておいてくださいね。他人のボールを打っちゃったらペナルティになります。他の人とは、ボールのメーカーが違うからといって、安心は禁物です。林に入っていったときに、たまに前のチームのボールが置き去りにされていたりするからです。誰です?いいほうのボールを打つって言ってる人は(^^)
自分のボールってはっきりとわかるようにしておくと、なくしても戻ってくることがありますよ。
マジックで印を付けておくといいと思います。
いよいよ始まります。ワクワクドキドキ。でも、平常心で。
最初のホールにはスタートの10分前には集合しておきましょう。ただし、前のチームがまだプレーしているかも知れませんので、お静かにお願いします。
平常心でといっても無理でしょうね。ワクワクドキドキしますよね。
おっと
他の人が打つ時の、自分の立ち位置には注意が必要です。自分の身を守る意味でも、プレーヤーの向かいに立つのはNGですね。それとプレーヤーがバックスイングした時に視界に入る、斜め45度後ろの位置もやめたほうがいいでしょう。
結構色んな気遣いが必要です。
気持ちはわかります
やっと自分の番がきました。うまく飛びますようにって思いますよね。気持ちはわかります。でも、素振りは2回までにしてくださいね。ゴルフはファストプレーでお願いします。前のチームと間が空かないようについていってくださいね。
この時だけは大きな声でお願いします
残念ながらティーショットが大きく大きく曲がっていってしまいました。本当に残念です。でも、肩を落としている場合ではありません。大声を出して、隣のホールにいる人に危険を知らせましょう、「ファー」でも「あー」でもいいと思います。わかるようにはっきりと。いつもの元気で。
何事も準備が肝心です
グリーン上以外では、クラブは手元にいつも2.3本は持っておきましょう。2打目、3打目を打つときにカートにクラブを取りにいきますよね。「あと何ヤードかな」ということでクラブを選ぶと思いますが、芝に深く入っている時や、木が邪魔をしているときに、高く打ち上げたい時などがあるからです。ボールの状態はそこに行ってみないとわからないことが多々あります。
そんな時でも、2.3本持っていると、大丈夫です。あわててカートにクラブを取りに行く必要ありませんね。
ボールも常に2.3個はポケットに入れておきましょう。
ざっくりいく時があるんです
フェアウェイやラフでボールを打ったときに、芝や土ごとざっくりいく時もありますよね。1メートルくらい飛んじゃいます。そんな時は芝を元に戻してくださいますようお願いいたします。芝を戻して、上から土をかけてくださいね。それ用の土がカートに積んであると思います。そうすることによって、芝がまた根付きます。
最初のうちは2.3分で
ゴルフを始めて間もないうちは、よく林にボールが行ってしまいますよね。初心者のうちは探す時間は2.3分に留めておいてくださいね。探してもなかったら、別のボールでプレーを再開してください。
足跡の中には入れたくないですよね
「バンカーに入った」近づいてみたらバンカーの中の、誰かの大きな足跡の中に入っていた、なんて嫌ですよね。
バンカーで打った後は、バンカーレイキできれいに砂をならしましょう。
使った後のバンカーレイキの置き場所にも注意が必要です。ボールの進行を妨害しないところに置きましょう。遠くてもコースの端の方に置きに行きましょう。
傷つけないで
グリーンってよく整備されていてきれいでしょう。グリーンに乗ったときは上手な人もそれなりの人も真剣なまなざしで、ラインをよんだり、芝の状態をチェックしたりして、ボールの転がりを予測したりしています。
グリーンってゴルフ場にとっても特別に大事なところだと思います。歩く時はスパイクでこすって、傷つけないようにしてくださいね。ロングパットが入っても、飛び跳ねたりしないこと。
ボールが乗った時にできた凹みは、グリーンフォークとパターを使って上手に元に戻しましょう。
見えないけどあるのです
グリーン上にはカップとボールの間に見えないラインがあるのです。その上を踏まないようにお願いします。ボールの進行が変わってしまうかもしれません。
他の人がパターをするときに、その人のライン上に自分の影ができないようにも、注意してくださいね。
待ってま-す
最後の人がカップインを決めた後は、すみやかにピンを元に戻して、グリーンを空けましょう。次のチームが待っていますよ。
まとめ
いかがでしかた。
簡単でしょ。楽しく、速く、芝を守れば大丈夫。
おっと、いい忘れましたが、暑い夏は茶店でカキ氷を食べながら休憩するのが最高ですよね。
キャディにも差し入れをお忘れなく。なーんてね。
もしあなたが、ゴルフは好きだけど早起きが苦手だ、としたらこちらをどうぞ。
ゴルフ、楽しんでくださいね(^^)