今、米グーグル、米インテル、米IBMといった有力企業が、正式な社内プログラムとして、瞑想を取り入れているということは、ご存知ですか。
それらの企業の狙いは何なのでしょうか。
脳を検査する装置の進歩により、瞑想がもたらす効果が科学的にも実証され始めています。
今回は、瞑想がもたらす効果についてのご紹介です。
この記事の目次
瞑想がもたらす効果とは?
不安・ストレスが減る
不安というモノは、心で感じていると思われがちですが、脳がコントロールしています。
瞑想することによって、不安を感じる脳の領域の活動が低減する、ということが研究で明らかになりつつあります。
不安は私たちを縛り付けている要因ですよね。
やりたいことがあっても自分にできるのか心配で始めることが出来ない。
もっと人と繋がりたいと思っているのに、積極的になれない、などさまざまな場面で私たちを立ち止まらせています。
もしそれが少しでも軽減されて、もっと行動的、積極的になれれば、あなたなら何がやりたいですか。
ストレスも私たちの身近な問題です。
ストレスが細胞に傷をつけて、癌やさまざまな病気を引き起こすとも言われています。
集中力がつく
自分がしている仕事を集中してする、と言うことだけでありません。
他人の話に、集中して聞くことができるようになります。どういうことかと言うと、
相手の意図するところや相手の気持ちが理解できる、自分の判断、評価の無いところで、真剣に本当に相手の話を聴くことができる、ということです。
集中できるって素敵なことですよね。
創造性・洞察力が強化される
また、俯瞰的、長期的なモノの見方ができるようになり、将来の成長分野を見極めたり、長期的な計画を立てることができるようになります。
私たちは心、からだ、生活、習慣にたくさんの決め付けや既成概念を無意識のうちに作っています。考えが凝り固まっていて、他のもっと素晴らしいもの、アイデア、人などに気付くこともできません。
ビジネスにとって最も大切な、想像力やクリエイティビティに蓋をしている状態です。
その蓋が外れた時、私たちは革新的なアイデアを思いついたりします。
可能性がどこまでも広がるのではないでしょうか。
慈悲・慈愛の心が育つ
いろんなことに気付きと注意を向ける事ができるようになれば、そこに慈悲や慈愛といった心が自然と湧き出てくるものです。
イヤでたまらなかった人のことが、許せるようになったり、許せないまでも気にならなくなるかもしれません。
親しい人との関係がよりHAPPYになったり、チームの結束がより強いものになったりもします。
自分の中の慈悲や慈愛といった心が育つと、人との関係がガラリと変わります。
普段私たちは、常に思考を巡らせています。
瞑想とは、思考という海で私たちが必死になって泳いでいるところに流れてくる、1艇のボートのようなものかも知れません。
ボートの上に上がってみれば、できては消える波をただ見つめることができ、空を飛んでいる鳥の鳴き声に気付き、風の気持ちよさ、太陽の暖かさを肌で感じることができる。
呼吸は静かで深くなり、心が落ち着きを取り戻す。
それはこう言い換えることが出来るかもしれません。
自分がいつも何を考え何をしているのかを、客観的に見ることができる。
今の自分にとって大切なことは何か、そのために必要な行動は何か、与えられているけど気付いていないモノは何か、ということに気付くことができることだと。
あなたは考えるのを止めて、ボートに乗りますか。
まず手始めに、今ちょっと手を止めて一度目を閉じ、何度か大きく深い呼吸をし、再び目を開けて、まるで始めて見るかのように周りを見回してみて下さい。
何が見えてきましたか。
具体的な瞑想方法を知りたいという方はこちらをどうぞ。
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