スーツを選ぶ時に大切なことは何か、ご存知ですか。
スーツと一口に言っても、襟の形からボタンの数、ウエストにいたるまで、さまざまなタイプがあります。
それを上手にあなたに合ったものを選んでいけば、ばっちりきれいにスーツを着ることができるのです。
今回は、大学生や新社会人の方はもちろん、スーツをさらにかっこよく着こなしたいとお考えの方のために、スーツの選び方をご紹介します。
シャツとの合わせ方や、ボタンのとめ方のマナー、試着でチェックする時のポイントも載せておきますので、参考にしてくださいね。
この記事の目次
メンズスーツの選び方
あなたに合ったモノを選んでいただくために、4つの体型別に、似合うスーツの選び方をご紹介します。
肩幅が細め、スリム体型に合うスーツ
出典：楽天
きゃしゃな人が似合うスーツ
きゃしゃな人がスーツを選ぶ時は、襟元に立体感を持たせるようにすると、よくあいます。
3つボタンのスーツは、2つボタンや1つボタンに比べ、Vゾーンの開きが浅く、衿の折り返しの部分に立体感が生まれるので、きゃしゃな体型の人にピッタリなのです。
ボタンのマナー
3つボタンの内、一番上のボタンが折り返しの部分にある場合は、そこは留めずに真ん中のボタンだけ留めましょう。
一番下のボタンは飾りボタンですので留めません。
柄
柄はウインドウ・ペンのような大き目のチェック柄や、無地のものがいいでしょう。
写真引用： blog.uktsc.com/ginza/archiv…
着こなしのコツ
自分の肩のラインにジャストフィットしたサイズのものを選んでくださいね。
大き目のものを着ると、生地が余ってしまい貧弱な印象になってしまうものなんです。
3ピーススーツや厚めのベストを持ってきても、いいですよ。
ボタンのマナー
ベストのボタンも一番下は留めないのが一般的マナーです。
ベストを着ているときは、上着のボタンは外してもいい、とされています。
写真引用： www.mens-kokubo.jp/fs/kokub…
似合うシャツ
中のシャツには、大きく広がったワイドスプレッドカラータイプのもので、色は淡い黄色やクリーム色などの膨張色をチョイスするとボリュームが出て、GOODです。
写真引用：thewildone.cocolog-nifty.co…
太り気味のタイプ
写真引用： www.emiya.co.jp/blog
似合うスーツ
ダブル・プレステッドスーツ（ダブルのスーツ）が似合うのが、太っているタイプの人です。
ボタンのマナー
6つボタンの場合は、一番下のボタンを留めた時のシルエットを見て、留めるか留めないかの判断をしてください。
マナーとしてはどちらでもOKです。
色
ダークグレーや紺といったダークカラーのスーツがオススメです。
柄
やや派手めのストライプが入ったものでも、大丈夫です。
着こなしのコツ
体が大きくても、からだにフィットしたジャストサイズのものを選んでくださいね。
大きめのものを着ると、さらに大きく膨らんで見えてしまうので要注意です。
ガッチリしたマッチョ系（おしりが大きい）
似合うスーツ
写真引用： www.e-tamastyle.com/freshma…
ガッチリとしたマッチョ体型の人にオススメなのが、胸の厚みを強調して男性的な力強さを表現した作りになっている、ブリティッシュスタイルのものがいいでしょう。
肩幅はきつくない程度のタイトさがあり、襟幅も小さめです。
高めのウエストもタイトに絞り込んで、胸板を強調します。
または、ブリティッシュスタイルに機能性をプラスして、肩幅とウエストに少し余裕を持たせたイタリアンスタイルのものでもよく合います。
イタリアンタイプの特徴は、男性のセクシーさを表現しているところです。
ブリティッシュスタイルの生地が比較的しっかりとしているのに対し、イタリアンスタイルのものは、薄手のしなやかな素材のものが多いです。
写真引用：ＧＱ
ヒップの肉付きがいい方は、両サイドに切れ込みの入った、サイドベンツタイプのものがいいでしょう。
お尻がスッキリ見えますね。
写真引用： item.rakuten.co.jp/underwea…
色
スーツの色はブリティッシュスタイルの特徴でもある、ダークグレーや紺などといったダークカラーがいいでしょう。
ストライプ柄もよく合います。
小柄なタイプ
写真引用： www.the30sstyle.com/Gallery…
似合うスーツ
比較的小柄な人にオススメなのが、3つボタンか2つボタンのシングルブレステッドスーツです。
中でも、上襟と下襟の境目（ゴージーライン）が上にあるものがGOODです。
ボタンのマナー
スーツの一番下のボタンは基本的に飾りボタンですので留めません。外して着たときに、足が長く見えるように作られています。
留めてしまうとシワができてしまうでしょう。
座ったときも、スーツにシワができてしまうので、外した方がスマートです。
柄
ストライプ柄がよく合いますね。
色
色はライトグレーや、ベージュといった他のタイプの人では着こなすのが難しいものでも、このタイプの人ならバッチリ似合います。
ネクタイ
ネクタイも明るめで赤や黄色のもの、細めのタイプがフィットするでしょう。
フィッティングチェック（試着のポイント）
以上が体型別の似合うスーツ選びのポイントでした。
ここからは実際に着用したときに、からだに合っているかどうかの、チェックの方法をご紹介します。
肩幅
上着の肩幅が合っているかどうかが、最重要です。
自分の肩幅とピッタリ合っている、もしくは1センチまでくらいのゆとりがあり、スーツの重みが肩に均等に乗っている感じがGOODです。
袖丈（そでたけ）
親指の付け根辺りに袖の端が来るくらいが、GOODです。
シャツはそこから1ｃｍ～1.5ｃｍほど見えているのがベストですね。
写真引用： www.ozie.co.jp/base/rule.html
胸まわり
直立姿勢のときに、一番下にある、かけていないボタンが半分見えるくらいがベストです。
写真引用： b.laso.jp/item
着丈
着丈は、お尻がちょうど隠れるくらいがベストです。
パンツのすそ丈
前のすそが足の甲の上でかすかな前折れか、ワンクッションしているくらいがベストです。
写真引用： www.enter-g.jp/suit_guide
動いた時
かがんだり、座ったり、腕を持ち上げたり、歩き回ったりした時の着心地、動きやすさもチェックしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
スーツにも色んな特徴のあるものがありますので、気になる体型であったとしても、相性のいいものとあわせて、かっこよく着ることができます。
シャツやベストなどとの組み合わせにも気を使うと、さらにいいですね。
あとは実際に着用してみて、一番シックリくる、納得のいくものを選んでください。
2着で迷ったら、顔の映りがいい、というモノを選ぶようにするといいでしょう。
あなたに合う最高の一着を選んでくださいね。
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