人の話を本当に聞くためには、さまざまなコツがあります。
一生懸命聞くためには、それなりの方法があるのです。
聴き上手な人は、相手のことが理解できるので、人間関係を円滑にすることができますし、商売上手でもあります。
今回は、話を上手に聞く方法をご紹介します。
理解を深めてもらえるように、まずい聞き方と比べながらのご紹介です。
ちなみに、人の話などを聞く時に使われる字には「聞く」と「聴く」がありますよね。
違いなども感じながら見ていただけると、嬉しいです。
この記事の目次
あなたは聞いていますか、聴いていますか。
相手の「顔」を見ているか、どこか「別のところ」を見ているか。
あなたは忙しいからと言って、あなたにとって大切な人が話しているときに、スマホを見ながら聞いたりしていませんか。
あなたがもし、話している相手にそういう態度をされたとしたら、どうでしょう。
どこか遠くを見ていたり、何かをしながら聞いていると、だんだん話す気がなくなってきますよね。
あくびも少しはガマンする方が、いいですね。
「笑顔」で聴いてくれているか、「無表情」か。
あなたは話している相手が、笑顔でこちらの話を聴いてくれているのと、無表情で聞いているのとでは、どちらが話しやすいですか。
無表情だと、ちょっと怖い感じがするかもしれませんね。
会議中や、笑顔がそぐわない場面以外では、話している人の話を、笑顔で聴きましょう。
話す相手が人見知りをするタイプ、という場合も、少なくありませんよね。
そんな人にとって、笑顔で話を聴いてくれる相手は、助かりますよね。
笑顔は相手への最高の贈り物ですよ。
うなずいてくれているか、動かないで聞いているか。
講師をやっていらっしゃる方なら、このうなずきがどれほど、嬉しい効果をもたらすか、お分かりだと思います。
人前で話をするときの緊張しないコツに、「うなずいて聴いてくれている人を見つけて、その人に向けて話をする。」というのがありますね。
多くの人は自分のことを話しが下手だと思っています。
「うん、うん。」とうなずいて聴いてもらえると、安心して色いろ話したくなりますよね。
うなずきも、上手な聴き方の大切な要素です。
「相づち」を入れてくれるか、いかにも「興味がなさそう」か。
話しは聞いてくれているみたいだけど、話していてもなんだかつまらない、なんでだろう?
なんて、思ったことはないですか。
相手が黙りこくっているのも、なんだか、寂しいですよね。
一方で、
「へぇ、それで。それで。」なんて、いかにも楽しそうに、聴きたそうにしてくれると、ついつい色んなことをしゃべってしまいますよね。
相づちも上手な聴き方のコツですよ。
話を「最後まで」聴いてくれるか「話に割り込んでくる」か。
人が話しているのに、いつも人の話を取ってしまう人がいますよね。
こちらが話しているのに、すぐ自分の話を始める人。
全然こちらの話なんて、聞いていなかった、と思える人です。
そんな人と話をするときは、「気が抜けない。」「早くしゃべらないと話を持っていかれる。」なんて、疲れますよね。
会話が楽しくありません。
逆にじっくりと話を聴いてくれる人には、やっぱり色んなことを話してしまいます。
人は本来、自分のことをいっぱい話したいと思っていますよね。
その欲求を満たしてくれる存在は貴重です。
「没頭して」聴いてくれているか、「次に自分が何を話すか。」考えながら聞いているか。
黙って聞いてくれていても、他のことを考えていては、しっかり聴いていることにはなりません。
多くの人は、次に自分が話すことを考えているといいます。
お互いがそうであった場合、本当の意味でのコミュニケーションはできていないかもしれませんね。
営業などの仕事をするときの、大切な要素でもあります。
自分の言いたいことばかり、売りたい商品のことばかりで頭がいっぱいでは、相手の話をしっかり聴けないし、そんな思いは相手にも伝わります。
うまく話す前に、しっかり聴くことが大切です。
「共感」してくれているか、「反対意見、解決方法ばかり」言ってくるか。
こちらの話したことに対していつも、「それは〇〇が悪かったからじゃない?」とか
「それは違うと思う。」なんて否定ばかりされると、嫌になってきますよね。
本当にアドバイスが欲しい時は別ですが、たびたび自分の話に否定的な意見を言われると、その人とは話す気にならなくなってきます。
「同感だ!」といつも言ってもらわなくていいので、否定はしないでほしいですよね。
ただ、聴いて欲しかっただけ、ということが私たちには多いのではありませんか。
「そういうこともあるんだね。」とか、「わかる気がする。」など。
共感しようという姿勢が大切です。
「理解しよう」として聴いているか、「ただ聞いている」だけか。
また、もっと上級の聴き方になると、話している人の「本当に言いたいことは何か。」ということを察しながら聴きます。
お客さんがクレームを言ってきたとき、
彼女が愚痴を延々と言っているとき、
こんな時は、その人の心の中を察してあげる聴き方をしてみてはいかがでしょう。
「困ったことが起きてしまったんだろうなぁ」
「こんなに愚痴るのは、寂しい思いをしていたのかもしれない。」
なんて、いうことに気付くことができるかもしれません。
相手の心の中をのぞいてみる気持ちになれば、まず、相手を落ち着かせることができます。
そして、相手から、本当の気持ちを聴くことができたりするものです。
まとめ
いかがでしたか。
一口に聞く、といってもさまざまま聞き方、聴き方がありますよね。
でも、この聴くということを丁寧にすることで、人間関係がとてもいいものになったりします。
いろんな気付きを得ることもできます。
いつもいつもは疲れるかもしれませんが、大切な場面では特に、聴き方に注意してやってみてください。
お役立てくださいね。
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「聞く」と「聴く」の違い、分かっていただけましたか(^^)