乾燥はお肌や唇の大敵ですよね。顔が急に老けて見えるし、唇が割れて血が出たり、痛かったりします。
そんなことにならないために、日ごろから保湿を心がけ、お肌が乾燥しないように対策はしっかりしたいですね。
いつもの食べ物を、乾燥に負けない肌作りのための食べ物にすれば、お肌の状態もだいぶ改善されますよ。
今回は、保湿効果があり、肌を乾燥させない食べ物について解説していきます。。
肌が乾燥する原因は?
唇が乾燥してカサカサになる、というのは、唇の水分が少なくなっている、ということですよね。
湿度が高ければ、唇や肌が空気からも水分を取り込んでいるのですが、エアコンのきいた部屋に長くいたりすると、 体からドンドン水分は抜けていきます。
「インナードライ」ってご存知ですか。
表面には皮脂があっても、お肌の中がカラカラに 乾燥している状態のことなんです。そんなことにならない、保湿のために必要な栄養素は、ビタミンAです。
肌や唇の乾燥はビタミンAで対策!
お肌にとってビタミンCが欠かせないことは、ご存知の方も多いでしょう。
でも実は、ビタミンAも無くてはならない栄養素なのです。
ビタミンAの働き
ビタミンAは、お肌を作る大切な栄養素で、シミやシワ、たるみを起こさないために、常に皮膚の中にためておくことが必要なんです。
ビタミンAは、皮脂の内部、 真皮を活性化し、皮脂細胞の働きを正常に保つ働きがあります。
しかもビタミンAは、唇や鼻孔などの 膜(粘膜)を作っている、材料でもあるのです。ビタミンAが不足して、粘液が少なくなってくると、唇には潤いがなくなってきます。
粘膜は外敵から身を守るバリアとしても働いていますので、十分な働きができないと、次のような症状も出やすくなってしまいます。
- 眼が乾燥する(ドライアイ)
- 風邪を引く
- 婦人科のトラブルがおきやすくなる
- しわが出来る
- ニキビや吹き出物ができる
- のどを傷める
- 胃腸が弱くなる
ビタミンAは、欠かしたくはないですよね。
ビタミンAを豊富に含む食品
それでは、ビタミンAを含む食べ物をご紹介しましょう。
かぼちゃ、にんじん
春菊、ほうれん草、小松菜、だいこんの葉、モロヘイヤ、あしたば
鶏レバー、豚レバー、あんきも
うなぎ
卵黄
チーズ
のり
ただし、妊婦さんは、レバーなどによるビタミンAの過剰摂取に、注意してください。
また、サプリメントなどでビタミンAを過剰にとると、逆に肌を乾燥させたり、頭痛などを引き起こすことがありますので、注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
お肌は私たちが食べたもので、出来上がっています。
お肌の乾燥を防ぎ、潤いにとって、とても大切なビタミンAは、いつもマメにとりたいですね。
毎日の食事に、少しずつでもビタミンAを取り入れましょう。
ごはんを食べる時は、海苔も一緒に食べる、ということをしたり、
野菜炒めに、ニンジンやカボチャや小松菜を加えたり、
サラダにはチーズを振りかける、など色いろ出来ますよね。
ビタミンAはガンの予防にもなるのですよ。
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いつまでも、美しく健康でいきましょう!