肌トラブルに悩んでいるのは女性だけではありませんし、男性だって今よりもっと綺麗になっていいですよね。
韓国の男性は、肌の綺麗な素敵な人が多く、スキンケアが当たり前と聞きます。日本でも、すぐにそうなるでしょう。
実際、今きちんと肌ケアをして、お肌を綺麗にしている男性は、 女性からも一目置かれた存在です。
今回は、男性の肌を綺麗にするためのお手入れ方法を、いろいろご紹介します。
この記事の目次
男も肌を、綺麗にしたい！
今でも十分肌が綺麗という方も、今はちょっとボコボコしていたり、毛穴が目立っていたり、顔がてかっていたり、シミやしわができていたりしても、毎日の心がけで肌はもっと綺麗になります！
まずは肌の状態を知りましょう
スキンケアに入る前に、男性の肌の特徴と、やってしまいがちな、肌にとって良くないことを、ますはご説明しますね。
一般的な男性の肌の特徴
- 肌が女性より分厚いので、丈夫だけど、キメは女性より整いにくい
- 紫外線を直接浴びている人が多く、シミのもとになるメラニン色素が増えてシミを作り、皮膚も分厚くなっていく
- 男性ホルモンの影響で、皮脂の分泌が女性よりも多い。
- 皮脂の分泌が多い人は、皮脂腺と毛穴が大きくなる傾向がある
- 顔を洗いすぎて、皮脂の過剰分泌を促している人が多い。
- 洗浄力が強く、刺激の強い洗顔料を使って、皮脂の過剰分泌を促している人が多い。
- 肌をゴシゴシ洗っている人は、表面を傷つけて、吹き出物などを作ってしまう
- 髭剃りで肌を削っているのに、ケアをしていないので、肌が傷ついている
- 保湿ケアをしないため、肌が乾燥して、毛穴を目立たせている。
- 暴飲暴食をして、ビタミン類をきちんと摂っていないので、肌が荒れてくる。
- 睡眠不足で、お肌が疲れ、たるんでいる
などです。
こうやって見ると、なんだか悲しくなるかもしれませんが、逆にいうと、 これを注意すれば、肌は綺麗になる、ということなのです。
毛穴が徐々に大きくなってしまった人は、また徐々に戻していけばいいだけのことなのです。肌は、 常に生まれ変わっていますので、お手入れ次第で、どんどん変化させることは可能です。
あきらめないことが肝心で、 綺麗になる、と決めることが大切ですね。
正しい洗顔方法とは？
正しい洗顔方法は、実は、女性でもわかっていない人が多いのです。洗いすぎて、もともと肌に備わっている潤いをとってしまっている人が多いです。
男性は、皮脂で顔がテカるのを嫌って、皮脂を取りすぎて、肌に悪影響を及ぼしている場合が多いですね。
汚れの原因はなに？
洗顔というのは、汚れを落とす、ということですから、 汚れが何か、ということを把握しておかないといけません。
お化粧をしている人であれば、化粧品に含まれる油分を落とすために、クレンジングオイルが必要です。
お化粧をしない人の肌につく汚れは、大きく分けて2つです。
1つは、皮脂や汗、古い角質、常在菌などの体から出る汚れで、
もう1つは、ほこりやちり、空気の汚れなど、外からつく汚れです。
知っておいて頂きたいことは、 皮脂も常在菌も肌にとっては必要なもの、ということなのです。
皮脂は肌を守っていますので、取りすぎてしまうと、細菌やほこり、ダニなどが侵入し、肌を荒らしてしまうことになります。
また、皮脂が不足すると、体の中の水分は外に抜けていってしまい、肌をカラカラにしてしまいます。
常在菌はバランスが大切
常在菌は大きく分けると4種類ほどが肌にいて、バランスが保たれている間は、肌表面が守られています。
常在菌が悪さを働くときは、皮脂のとり過ぎや皮脂の過剰分泌、傷などが原因で、常在菌の数のバランスが崩れた時などです。ニキビなどができたり、炎症やかゆみ、アトピー性皮膚炎を引き起こすことがあります。
私たちが肌を綺麗に健康に保つためには、 いらなくなったものだけをとる洗顔方法が大切、ということなのです。
正しく洗顔しましょう
肌に必要のない汚れだけを取る洗顔方法に進みましょう。お化粧をしない人の洗顔に必要なものは、実は水だけなのです。
健康な肌の状態を保ち、バリア機能や保湿力を維持して、汚れだけを取ってくれます。 水かぬるいお湯で丁寧に洗顔しましょう。
それでももし、洗顔料を使いたい、という場合は、よく泡立てて、30秒くらいでささっと洗うことをおすすめします。
すすぎは十分に行ってくださいね。洗顔料によっては、肌に残りやすいものもあります。お使いのものの性質をきちんと把握することも大切ですよ。
熱いお湯を使うのは厳禁ですよ。しわを作らないために。
皮脂を取りすぎると、かえって皮脂を増やしてしまうこともありますので、十分に注意してくださいね。
保湿は大切なのです。
汚れを取るのは、これでOKとして、問題は保湿です。私たちの今の生活は、肌が非常に乾燥しやすい状態にあります。
洗顔は水でしかしていない、という方でも、乾燥が原因で、 皮脂が常在菌によって分解されて不足すると、炎症やかゆみなどのトラブルを招き、綺麗な肌を維持できなくなります。
水分や油分は補給しましょう
今の環境で肌を乾燥から守るためには、化粧水や乳液などで水分や油分を、補給する必要があります。
なるべく、保水力がしっかりしたものをお使いくださいね。
肌がボコボコするのはなぜ？
肌の糖化って何？
肌のキメを壊し、ハリと透明感を奪ってしまう原因に、肌の糖化というものがあります。肌の糖化とは、体内にあるタンパク質と糖が結びついて、糖が「糖化生成物（AGEs）」という物質に変化することです。
糖化生成物とは、一種の老廃物で、肌をくすませ、弾力を奪い、たるみを引き起こし、肌を硬くします。糖化生成物がたまっている場合は、ものすごく老け顔になる、と言えるでしょう。
糖化がおこるとき
糖化は誰にでも多少はあることで、肌が健康ならば、肌表面の細胞の入れ替わり(ターンオーバー)の時に、垢となって落ちていきます。
肌を痛めつける行為、例えば、皮脂の取りすぎ、紫外線、髭剃り、不健康な生活などが日常的になると、肌の入れ替わりの速度が遅くなって、糖化した物質が蓄積されていくことになります。
肌の 表面を健康に保つことが、とても大切なのです。
炭水化物や甘いものの摂りすぎは、糖化を促進させてしまうので、要注意です。
紫外線には注意してください
紫外線は、シミの原因になるだけではない！ ということはご存知ですか。紫外線が当たった肌の中では、活性酸素が発生しています。
活性酸素は、細胞を酸化(老化)させ、肌の弾力を壊し、しわを作るのです。
紫外線により、シミの元となるメラニンが増えるのは、紫外線の害から肌を守るためなのですが、紫外線を浴び続けてしまうと、いずれ肌は 表面を硬くしてまで、肌の奥に紫外線が入ってこないようにする光老化を起こしてしまいます。髭剃りのケア
男性がひげをそるのは、仕方のないことですよね。髭剃りは多少肌を削ってしまいますが、なるべく傷つけないようにすることはできますよ。
髭剃りに向いている時間帯は、 朝の洗顔後です。肌が元気を取り戻している朝は、ひげが立って、そりやすくなるからなのです。
Ｔ字かみそりを使う場合は、よく切れる刃を使ってくださいね。1週間くらいを目安に、刃を交換しましょう。
肌に優しいシェービングフォームを使うのもいいですね。
ひげをそった後は、保湿のための化粧水や乳液をつけて、しっかり肌を守りましょう。まとめ
いかがでしたか。
男性の中には、肌に気を使ったり、綺麗にすることが恥ずかしい、と思っている方がいらっしゃいますが、そんな風に思う必要はありません。男性のスキンケアはいずれ、当たり前になってくるでしょう。
その時になって、後悔することのないように、綺麗にしたい、という素直な気持ちを大切にしてくださいね。
肌のお手入れは、早ければ早い方がいいですよ。
もし、化粧水選びで迷うことがあったら、こちらの記事を参考にしてくださいね。
スキンケア、がんばってくださいね ^^
