肌を綺麗にしたい!でもトラブルが続いてなんとかしたい、ということってありますよね。肌のトラブルの原因には本当に色々あるのですが、一番の原因は何だと思いますか。
「知らない」「わからない」ということではないでしょうか。
自分の肌荒れの原因がわからない、自分の使っている化粧品に何が入っているのか知らない、そもそも自分の肌質をちゃんとわかっていない、などなど。
わからないことって多いですよね。今回は、「わからない」が少しでも解消されるように化粧水のことをご紹介します。
この記事の目次
化粧水の種類
化粧水の種類は、大きく分けると、8つあります。
- 一般化粧水・・・肌に潤いを与える目的で使用します。
- 美白用化粧汚水・・・しみ、そばかすを防ぎ、肌を白く見せるために用います。
- 植物性化粧水・・・植物から採取し、おもに肌に潤いを与える目的で使用します。
- ニキビ用化粧水・・・ニキビや吹き出物を防ぐのが目的です。
- 収斂(しゅうれん)化粧水・・・収斂作用により、キメを整える目的で使用します。(酸性化粧水)
- アルカリ性化粧水・・・乾燥による肌荒れを防ぐ目的で使用します。
- プレ化粧水・・・化粧水の前に用います。洗顔後、肌に残っている塩素やせっけん成分を中和し、化粧水が肌になじみやすいようにします。
- 拭き取り用化粧水・・・薄化粧を落としたり、肌を清潔にする目的で使用します。
化粧水には、何が入ってるの?
化粧水の種類によって含まれているものは異なりますが、次のような成分が化粧水には用いられます。
詳しいことは後でご説明するとして、まずはざっと、並べてみます。
● 水
● エチルアルコール (成分表示は一般的に、エタノールとなっています。)
● 保湿成分(モイスチャライザー)・・グリセリン・乳酸・尿素・コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド・ローヤルゼリー・アミノ酸・ハマメリス・ビタミンなど
● 美白成分・・アルブチン・ビタミンC・ハイドロキノンなど
● 植物エキス・・アロエ・クインシード・きゅうり・へちま・レモン・米ぬかなど
● 殺菌・ピーリング作用をもつ成分・・硫黄、サリチル酸など (おもにニキビ用)
ピーリング作用とは、古い角質を取り除くことをいいます。
● 肌荒れを解消するアルカリ成分・・ベルツ水(グリセリンカリ液)水酸化カリウム、グリセリン、エチルアルコールなど含む
● 収斂剤(しゅうれんざい)・・クエン酸・酸化亜鉛・乳酸など
● 乳化剤(エマルション)
● 香料
● 防腐剤
それぞれについて見ていきましょう。
水
化粧水の80~90%が水です。温泉水などを除いて、できる限り不純物を取り除いた精製水が使われます。
エチルアルコール(エタノール)
エチルアルコールを化粧水に配合する目的は、化粧品に含まれる各種の成分を混ぜる、肌を引き締める、使用後の爽快感、化粧品の防腐などの効果を得るためです。
保湿成分(モイスチャライザー)
私たちの皮膚には、 天然保湿因子(NMF)という、角質層内で水分を保持する働きのあるものがあります。天然保湿因子は、主にタンパク質を分解して作られ、 アミノ酸や乳酸塩、尿素、ミネラル塩、糖類、有機酸などからできています。
また、 細胞間脂質(さいぼうかんししつ)という、 肌の潤いを保ち、滑らかにする脂質を各細胞の間に持っています。
化粧水に含まれる 保湿剤は、これらを補う目的で利用されます。
保湿成分の グリセリンとは、肌表面に存在している常在菌が出すうるおい成分で、水分を保持する性質があります。
ヒアルロン酸は、肌の真皮にあって、やはり水分を保持する働きのある成分です。
ハマメリスとは、ハマメリスという植物の葉や樹皮から採取される成分で、収斂作用(引き締め効果)があります。
美白成分
美白成分であるビタミンCは、シミ、そばかすを防ぐほか、コラーゲンを生成し、 キメを整える効果があります。
アルブチンは、ツツジ科などの植物の葉に存在している成分で、シミ、そばかすを防ぐ作用があります。
ビタミンCとアルブチンは一定期間の使用で、美白効果が期待できます。
ハイドロキノンは、イチゴや麦芽、コーヒーなどにも含まれている成分で、 漂白作用があります。ハイドロキノンは、シミの原因になっている、メラニン色素の合成を防ぎ、皮膚の浅い部分にできた シミに直接働きかけ、薄くする効果が期待されています。
ただし、人によってはかぶれたり、赤みが出ることがあります。
また、太田母斑などの真皮性(肌の奥)のシミには効果がない、と言われています。
植物エキス
植物エキスには、それぞれの成分が持つ 有効成分により、さまざまな効果があります。
殺菌・ピーリング作用をもつ成分
殺菌・ピーリング作用(古い角質を取り除く)をもつ、 硫黄やサリチル酸は、おもに ニキビ対策に用いられる成分です。
ニキビは、角質が厚くなったり、皮脂が過剰に分泌して毛穴がふさがることで発生してしまいます。硫黄やサリチル酸には、厚くなった角質を溶かし、皮脂や細菌を除去する効果があるのです。
肌荒れを解消するアルカリ成分
人の体内は、一部の内臓を除いてアルカリ性を保つため、酸を肌表面に排出するメカニズムになっています。そのため、肌の表面は弱酸性になっている、というわけなのです。
アルカリ成分には、肌表面の酸を中和し、活性化させることで、硬化している肌をなめらかにし、肌荒れを解消する効果が期待されています。
収斂剤(しゅうれんざい)
収斂剤に含まれるクエン酸や酸化亜鉛、乳酸は、お肌のキメを整える目的で使用されます。
クエン酸とは、柑橘類などに多く含まれている成分で、酸味の元になっています。
酸化亜鉛は、収斂作用のほかに 紫外線防止効果もあると言われています。
乳酸には、古い角質を落としやすくし、保湿作用や殺菌作用もあると言われています。
乳化剤
乳化剤を入れる目的は、化粧水の中の、水と油といった、本来なら混ざらないものを混ぜるためと、肌に浸透しやすくするためです。
香料
香料として使用されるものには、動植物から採取した 天然香料と、石油や石炭などの化石燃料などを原料にして、人工的に精製された 合成香料と、天然香料と合成香料をブレンドして作る、 調合香料があります。
防腐剤
防腐剤は、微生物の侵入や腐敗、発酵を防止するために、用いられます。
あなたに合った化粧水はどれ?
これよりご紹介する商品は、ただいま在庫切れのため、販売を終了しています。
とっても残念ですが、ご興味のある方は販売が再開されたタイミングで、チャンスをつかんでほしいと思います。
化粧水や化粧水に含まれている成分についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。あなたの肌の弱点をカバーして、強みはそのままにおいておく、そんな化粧水がベストですよね。
敏感肌の方にとっては、なるべく 刺激が少ないものがいいでしょう。
あなたの肌はどんなタイプですか。柔軟性はある方ですか。うるおいはいかがでしょう。
もしあなたが、自分の肌質を知りたい、知ったうえで自分にあったものを使いたい、ということでしたら、 遺伝子検査をもとに作る化粧水をおすすめします。遺伝子検査では、簡単な遺伝子の採取で、3つの重要な肌の質について知ることができます。
『うるおいと、敏感性と柔軟性』についてです。
肌に充分な皮脂量があるのかどうか(うるおい)、外敵に対して強いのか弱いのか(敏感性)、はりがあるのか弱いのか(柔軟性)、ということです。
そして、それがわかるだけではなく、ちゃんとその人用の、その人の肌のタイプに合わせた化粧水を作ってくれるのが、遺伝子検査から作られる「美GENE」(ビジン)という化粧水なのです。
筆者の場合は、 柔軟性が普通より低かったです。ちょっとショックでした ^^)
でも、それを補ってくれるように配合された化粧水を今は使っていますので、安心できますし、期待もしています。しかも、肌がなんかいい感じになってきましたよ。
遺伝子検査は簡単です
遺伝子検査じたいは簡単ではないと思いますが、私たちがやることは簡単です。ほっぺたの内側を30秒間、大きな綿棒でこするだけです。
遺伝子検査を受けて化粧品を作ってもらった経験から、感想をシェアします。
ビジンの感想
期待しすぎ
ひとつめは、期待しすぎたせいか、送られてきた内容があっさりしすぎていると感じました。
筆者の肌について、何ページにもわたる詳細なデータが届けられる(期待しすぎ ^^)と、いうのはちょっと言い過ぎですけど、結構期待してしまいましたが、届いた検査結果は、上記のようなものでした。
でも、結局大切なことはこれだけでいいんだ、ということで納得しました。
綿棒はすぐに送り返す
遺伝子を検査するためのキットが初めに届きますが、口の中の遺伝子を採取してすぐに送り返した方がいいですよ。というのも、毎月100人分の検査しかできない、らしいのです。「あとで~」と言わずすぐやりましょう。実際本当に、手間いらずで、すぐにできますので、大丈夫ですよ。やりかたもパッケージの裏にわかりやすく書いています。
たっぷり使いましょう。
ビジンには、 防腐剤が入っていません。1カ月を目標に使いきりです。けちけち使っていても仕方がないので、たっぷりと使います。
美容業界では、 首筋やデコルテも顔の一部だと言われていますので、そんなところにもたっぷりと使っています。たっぷり使うとやはり効果がずいぶん違うと思います。
あなたももっと肌を綺麗にしたい、と思っていらっしゃるなら、 ビジンはおすすめですよ。
肌質が分かったことで、化粧水以外の対策でも、的を絞って行うことができますよね。筆者の場合は、柔軟性を高くするための食べ物を選ぶことを考えたりします。
今は、化粧水だけで乳液などは使っていませんが、保湿クリームを使うとしても、柔軟性重視で選びますよね。
あっ、そうそう、ビジンってこれです ^^)
まとめ
いかがでしたか。
肌につけるものは、きちんと把握しておきたいし、自分の肌質もしっかりわかっていたいですよね。やみくもにつける、ということはもうやめたいですね。
鏡を見るたびに、綺麗になっていく肌を見るのは、いいですよ。
顔のかゆみ、原因は?
「顔がかゆいのはどうして!」
紫外線が肌に与える影響は?
「紫外線アレルギーって何?」
乾燥からお肌を守る方法
「乾燥からお肌を守る!」
化粧品も進化してますよね ^^)