不安でどうしようもない!、解消することなんてできそうもない!、と感じることがあるかもしれません。
でも、不安を解消することはきっとできますよ。
意外なアプローチの仕方かもしれませんが、体の調子を整えることで、今まで気になっていたことが、気にならなくなったりすることってあるのです。
体と心は一つですから、心が弱っているときには、体をいたわって癒してあげるのも効果があるのですよ。
今回は、不安を解消する効果のあるツボをご紹介します。まずは、 リラックスすることが大切です。
不安を解消するためのツボ
肩井(けんせい)
肩井(けんせい)の位置
首のうしろにあって、頭を前にたおしたときに出っ張る骨と、肩さきにある骨の、ちょうど真ん中に 「肩井」という、 不安を解消するツボがあります。
押さえると痛みがあるでしょう。
肩井(けんせい)の押し方
肩井は誰かにやさしく押してもらうのが一番いいので、やさしい誰かに頼んでみてください。左右の肩井を、親指で同時に押してもらいましょう。
3秒押して、3秒離して、をリズミカルに押してもらい、押してもらっている手の動きに、 呼吸を合わせるようにしてください。
押してる時に息を吐きます。離しているときに吸ってください。
3秒が慣れてきたら、次は少しのばして、 5秒くらいずつやってもらいましょう。
痛くない程度に、強めに押してもらましょう。
自分でする場合でも、誰かに押してもらっているつもりで、呼吸を手の動きに合わせて押してください。片方ずつ、同じように押しましょう。
肩井(けんせい)の効果
肩井というツボの刺激は、 全身の緊張をとって、不安な気持ちを解消する効果があります。気持ちが高ぶったり、 イライラしているときにも、効果のあるツボなのです。
また、疲れ、 頭痛、肩こり、 手足の冷えを解消する効果も、この肩井にはあります。
神門(しんもん)
「神門」(しんもん)の位置
手首にある横のしわの小指側で、少しへこんでいるところに 「神門」という不安を解消するためのツボがあります。
「神門」(しんもん)の押し方
親指の横の腹で、少し強めに押してもいいでしょう。
「神門」(しんもん)の効果
神門というツボは、心臓につながっているツボで、神門を調べると、心臓の異常がわかる、と言われています。
「神門」は、不安からのドキドキや、イライラを解消する効果のあるツボなのです。
鳩尾(きゅうび)
「鳩尾」(きゅうび)の位置
みぞおちの上あたりを押さえると、真ん中に鳩のしっぽのような骨があるのを感じると思います。そのすぐ下に、不安を解消する効果のある 「鳩尾」というツボがあります。
鳩尾」(きゅうび)の押し方
「鳩尾」を自分で押すときは、仰向けに寝て、両手の中指で軽く押してください。「肩井」で押したときのように、 目を閉じて、呼吸に合わせるといいでしょう。
寝る前や、朝布団から起きだす前などに押すのを日課にすると、いいですね。
誰かに押してもらう時は、わき腹を軽くつかむようにして持ち、両手の親指で押してもらいましょう。
鳩尾」(きゅうび)の効果
「鳩尾」への刺激は、不安な気持ちを解消する効果があるほかに、動悸や息切れ、 不眠症の改善、胃腸の調子を整える効果もあります。
まとめ
不安を解消するツボをご紹介しましたが、いかがでしたか。
ツボの刺激は、毎日少しずつでも実行しているうちに、さらに効果が増してきますよ。
ポイントは、 刺激を加えているツボに意識を集中することです。
体の調子は心にすごく影響しますよね。
血やエネルギーの流れが悪いと、心が弱くなってきてしまいます。
ツボの刺激を通して、 とどこおっている気の流れを改善し、不安を解消してくださいね。
「元気が出る言葉」で、不安から脱出してくださいね。
嫌なことを早く忘れる方法があるのです。
自信をつける方法もいろいろあります。
不安を乗り越えた自分をイメージしてみてください。それが、あなたの未来です ^^