花粉の時期って気になりますよね。
花粉症を引き起こす花粉は、今やスギやヒノキなどの樹木の花粉にとどまらず、草や稲などの花粉もあります。春が過ぎれば安心、というわけにはいかなくなってしまいました。
なんとなく体の調子が良くないなぁ、なんていう時は、花粉が原因になっているかもしれませんね。
今回は、花粉が飛ぶ時期や種類についてです。
この記事の目次
地域別、花粉が飛ぶ時期
花粉の飛ぶ時期を、地域別で表にまとめましたので、これをご覧いただければと思います。
北海道
東北
関東
東海
関西
九州
花粉の種類
上の表にあるように、私たちの体にアレルギーを引き起こすおもな花粉には、次のようなものがあります。
樹木の花粉
スギ
2月から4月にかけて、花を咲かせます。
ヒノキ(ヒノキ科)
東北から九州にかけて生育し、大きくなると30mになるものもあります。
ハンノキ(カバノキ科)
全国の水辺や湿地、沼地、林道沿いに生えていることが多いです。
シラカンバ(カバノキ科)
北海道を中心に花粉症患者が多いと言われています。
シラカンバにアレルギーを持っている人は、りんごやさくらんぼ、桃、柿、キウイなどを食べたときに口の中やのどにアレルギー症状を引き起こすことがあります。
これは、これら果物のタンパク質と、シラカンバなどのカバノキ科のアレルゲンの構造が、似ているためだと考えられています。
イネ科の花粉
カモガヤ
スギの花粉がピークを過ぎた5月~7月にかけて、カモガヤの花粉が多く飛ぶ傾向にあります。
草の花粉
ブタクサ(キク科)
ブタクサの花粉によるアレルギーを発症する人は、スギ、ヒノキについで多い、と言われています。 秋に生育します
ヨモギ(キク科)
おもに 夏から秋にかけて、全国に生育します。
カナムグラ(アサ科)
道ばたや荒地など、日当たりの良い場所に、 夏から秋にかけて生育します。
スギ花粉の多い時間帯
一日のうちで、スギ花粉の多い時間帯は、一般的にお昼前後と、日が沈んだ後だと言われています。
お昼前後に多いのは、気温が上がる午前中にスギからでた花粉が、数時間かけて都市部などに到達するためで、日が沈んだ後に多いのは、上空に上がった花粉が日が沈むころに、落ちてくるためと考えられています。
まとめ
私たちにアレルギーをもたらす花粉の種類が増えたと同時に、花粉の飛ぶ時期が広がってきましたね。
多くの人を悩ませる、アレルギーってどうにかならないものかと思います。早く画期的な解決方法が見つかればいいですよね。
花粉症の 症状や、花粉 対策に関しては、こちらで解説しています。
食べ物によるアレルギーの種類や対処方法についてです。
そのほかのアレルギーについてはこちらも参考にしてください。
日頃から免疫力をつけておくことが、有効な対策になりますね^^)