力みは、身体にとって相当なストレスになっています。
仕事をしている時に、頭が痛くなったきたりしませんか。
そんなときは、いつの間にか眉間にシワがよっていたり、肩がいかっている、なんてことになっているのではないでしょうか。
私たちの身体を覆っている筋肉の中に、血管、リンパ管、神経が通っています。
これらが正常に流れないと、身体のあちこちに不具合が起きてきてしまいます。
今回は、力みがもたらす影響と、改善方法をご紹介します。
この記事の目次
力みすぎに注意
筋肉の中の血管、リンパ管、神経の働きを見てみましょう。
血管
血管は栄養や酸素を全身に運んでいる、血液の通り道です。
リンパ管
リンパ管は体内の老廃物を取り込んで回収している、リンパ液の通り道です。
神経
神経はさまざまな情報伝達屋さんです。脳ではこの神経細胞が1000億以上集まって回路を形成しています。
流れが悪くなると
では、もし血液やリンパ液、神経がスムーズに流れなくなったら、どうなるのでしょう。
たとえば、回転寿司屋さんで、お寿司がたまにしか回ってこなかったら!(タッチパネルでの注文も無しね(^^))
たとえば、ゴミ回収業者さんが月に一回しか来なかったとしたら!
たとえば、インターネットが気まぐれで、繋がったり繋がらなかったりしたら!
イヤですよね。
からだで、もしこのような事が起きたら、大変なんですよ。
手足は冷たくなり、いつも疲れていて、風邪なんかひきやすいし、太るし、肩こり、頭痛も。
全然いいこと無しです。
流れが悪くなる時
筋肉が緊張してしまっている時です。
筋肉って、力を入れたときに硬くなります。
必要のないときは筋肉はゆるめていたいものです。
あなたにはこんなことはありませんか?
自転車に乗っている時に、腕や肩に必要以上に力が入っている。
パソコンを前に、タイピングする指や肩にやたら力が入っている。
電車の中で座席に座っているだけで、肩に力が入り、猫背になり、顔にも力が入って、周りを怖い顔で見回している。
家で寝ている時でさえ、首や肩に力が入ってしまっている。
現代人はストレスまみれの生活で、うまく力を抜くことが出来なくなっています。
自分では気付いていないけど、力が入っている時が結構あるのではないでしょうか。
筋肉をゆるめましょう。
そして、血液もリンパ液も神経もビュンビュン流していきましょう。
筋肉をほぐし、力みを改善しましょう
まずは気付く
力みを改善するためには、まず余計なところに力が入っていることを、自覚しなければなりません。
腕くみが癖にはなっていませんか。
眉間にしわが寄っていませんか。
大きなため息をすることはないですか。
自分のからだに注意を向けましょう。
ストレッチ
そして積極的にストレッチをして硬くなったからだをリラックスさせてあげましょう。
いつも筋肉が伸びているところは縮めて、縮んでいるところは伸ばしましょう。
首や腕をゆっくりグルグル回しましょう。
腰も回しましょう。
ヨガなんてオススメですよ。
香りも効果的
そして、意外にも香りによるリラックス効果は高いのです。
香りは感情をつかさどる脳の部位に、直接働きかけることができるからです。
自分の好きな香りを周りに置いてみてください。
100均のお店でも手に入るので、すぐに始められますよ。
目を閉じて
人は情報の80%を目から得ています。
その目を閉じることで、神経を休ませてあげましょう。
脳の疲労回復に意外と良いのですよ。
ゆっくりと腹式呼吸をすれば、なおいいですね。
マッサージ
たまには人の手でほぐして貰うのもいいでしょう。
人の手からでる遠赤外線効果も加わって、暖かくなり、筋肉がゆるむでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
力の入れ過ぎはエネルギーを無駄に消費してしまいます。
いいアイデアが思い付かなくなり、イライラに繋がることも。
筋肉も脳も疲れてしまっては、人生を楽しむことができなくなるかもしれません。
力を抜いて、いい流れを作ってくださいね。
流れるといえば汗!
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力むと、顔も怖くなりますよね(^^)