婚約期間中に用意する物として、結婚指輪がありますよね。
婚約指輪は一つでも良かったですけれど、結婚指輪はお二人分必要です。
当たり前のことですけど、結婚指輪のことって、分からないことも多いですよね。
今回は、婚約指輪と結婚指輪の違いから、結婚指輪の相場や材質の違い、選び方などをご紹介します。
結婚指輪を購入する時の参考になれば、と思います。
この記事の目次
婚約指輪と結婚指輪の違いって何?
婚約指輪と結婚指輪の違いを明確にしておきましょう。
婚約指輪
婚約指輪(エンゲージリング)は二人が結婚することを約束した証として、や記念としてはめるものです。
プロポーズをするときなどに、結婚したい意志を示すために、相手に指輪を差し出したりしますよね。
婚約指輪は、一般的に男性から女性に渡します。
ダイヤがついているものを、婚約指輪に選ばれることが多いです。
関連記事⇒ 「婚約指輪を選ぶ時に必要なダイヤのこと、相場やデザイン。」
結婚指輪
結婚指輪(マリッジリング)は結婚式で、お互いが交換し合うものです。
基本的には、お互いにプレゼントしあいます。
といってもペアのリングにする場合は、買い物は一緒に、ということになりますよね。
結婚指輪は、一般的に日常、指にはめているものなので、シンプルなものが多いですね。
結婚指輪の相場
結婚指輪のお値段は、1つ10万円前後を選ぶ方が多いです。
といっても、日常的にあまりつけないという場合や、指輪より家具にお金を使いたい、などの場合はそれよりずっと値段を下げて選ぶ、ということになりますよね。
逆に、一生ものだから、いいものが欲しい、ということも、あるでしょう。
結婚指輪の素材
結婚指輪に用いられる素材には、色いろなものがあります。
プラチナ
一番多く用いられ、人気があるのが、プラチナです。
100%のプラチナは、強度的に少し弱いところがありますので、パラジウムなどを混ぜて耐久性をよくしたりしますね。
パラジウム
パラジウムとは
近年、価格の高いプラチナや、ホワイトゴールドに替わって、パラジウムをメインに使用した合金のジュエリーが生産され始めている。
パラジウムは鋳造時にガスを大量に吸い込んで鬆(す)が出やすく、大気中でのろう付も枯れやすく難しいため、最近までジュエリーに加工されなかったが、技術の進歩で開発が進んで新しいジャンルとして注目されている。
引用:ウィキペディア
パラジウムは変形や変質、変色に強く、輝きはプラチナと同じくらいあり、重さはそれの2分の1です。
摩擦には弱い、という特徴もあります。
イエローゴールド
自分のもっているアクセサリーにゴールドが多いので結婚指輪もそれに合わせたい、という場合や、私はゴールドが似合う!、という方の場合は、ゴールドがいいかもしれませんね。
こちらも純金になるほど強度的には弱いですが、純度が下がると価値も下がりますので、18金以上がいいでしょう。
ホワイトゴールド
イエローゴールドにパラジウム等で表面を覆ったものが、ホワイトゴールドです。
覆っているもの(メッキ)がはがれてくることがありますので、メンテナンスが必要です。
ピンクゴールド
ゴールドに銅を混ぜたものが、ピンクゴールドです。
強度は高いですが、変色には弱いので、温泉などに入る時は外した方がいいでしょう。
また硬いだけに、加工が難しいという特徴がありますので、ピッタリのものがない場合のサイズ調整は可能かどうか、ということは確認する必要があります。
指輪を選ぶポイント
沢山の種類の中からの指輪選びは、ワクワクと同時に迷いも多くなるかもしれません。
そこで、指輪選びのポイントをおさらいしましょう。
優先させるものをハッキリ決めた方がいいでしょうね。
お二人でペアにするなら、二人で納得のいくものを選ぶ、ということも必要になってきます。
デザインで決める
お二人の雰囲気や指の太さ、形によって似合う似合わない、というものがあるでしょう。
また、日常的につけるものなので、子どもの世話をするときや、家事をするときにも支障がないものかどうか、という視点も必要かもしれません。
付け心地やアレルギーも考慮する
一生つけるものなので、とにかく付け心地重視という場合もあるでしょう。
また、金属にまけてしまうお肌の方には、素材選びは重要です。
サイズ調整できる、できない。
体格や指の太さが変わる、ということは珍しくありませんよね。
そんな心配のある方の場合は、サイズを変更できるものかどうか、しやすさなどが重要なポイントになってきます。
また、アフターサービスが充分されているお店を選ぶ、ということも忘れてはいけませんね。
婚約指輪に合うものか
また、女性は婚約指輪を結婚指輪の上に重ねつけする場合もありますので、婚約指輪との組み合わせを重視する、ということもあるでしょう。
そういう場合は、婚約指輪と同じブランドで選ぶ、ということがいいかもしれませんね。
また、違うブランドであったとしても、表面仕上げの仕方を同じにする、という方法もあります。
予算で決める
これは最も重視されることかもしれません。
予算が決まっていれば、決めるのも早い、ということかもしれませんね。
納期で決める
すぐに欲しい、という場合は、時間のかからないものを選ぶ、ということもあるでしょう。
ブランドで決める
好きなブランドがある、という場合はそれが一番のポイントになりますね。
優先順位を決める
この中で、優先させるものの順番を決めると、スムーズに決めていくことが出来るでしょう。
1番は予算。2番はブランド。3番は素材。4番はデザイン。などといった感じで決めると、段々と絞られてきますよね。
結婚指輪が手元に届くまでの期間
結婚指輪が手元に届くまでの期間は重要ですので、日数の目安をみていきましょう。
既製品
既製品といっても、その場で持って帰れる、とはなかなかいきません。
あなたの指に合わせて、サイズを調整しなければなりませんし、内側に刻印をしたい、ということもありますよね。
2~3週間はみておいた方がいいですよ。
セミオーダー
基本的なデザインを、提示された中から選んで、素材や表面仕上げの方法、ダイヤモンドなどの石を付けるのか、付けないのか、などを決めるのがセミオーダーです。
お店によって、異なりますので、確認してくださいね。
セミオーダーになると、1~2ヶ月かかります。
フルオーダー
デザインから全てオリジナルで作りたい、という場合は、フルオーダーで作ることになります。
注文してから2~3ヶ月かかりますが、注文するまでに、決めることが沢山ありますので、充分な日数をみておいたほうがいいですね。
まとめ
いかがでしたか。
婚約指輪と結婚指輪の違いや、結婚指輪のことは参考になりましたか。
ジュエリーショップに行く前に、少しでもお二人の好みを確認しておくと、行ってから相当悩む、ということは避けられるかもしれませんね。
どんな風に、何をポイントにするにしても、楽しんで選んでください。
お二人のお幸せを応援しています。