記憶力って、人間のもっている力の中でもぜひアップしたい能力ですよね。
記憶力が高いと、試験に強くなるし、ビジネスでもその力は活かせます。
記憶力は、憶える時にちょっとしたコツ・方法を意識すれば、格段にアップさせることができるんですよ。
記憶は脳でするものですので、脳の特性を考え、活かすことがコツになります。
とっても簡単で、とっても効果の高い記憶力をアップさせる方法がありますよ。
この記事の目次
記憶力がアップする7つの方法
憶える!と決める
最も簡単で、とっても効果のある方法が、「憶える、と決める!」ということです。
これは、脳に、目指す方向を指示している、というようなことなんです。
試験に合格したい時など、目に見えるところに「必勝」なんて書いたりすることも、アファメーションと言って、なりたい自分を宣言する、ことなども、この方向付けをしていると言ってもいいでしょう。
強く願っている夢が叶うのは、もちろん本人の努力があってのことではありますが、脳は夢が叶う状況をどんどん作り出していってくれてるからです。
この「決める」ってとっても効果のある方法ですので、試してみてください。
きっと、憶えるときだけに使うのはもったいない、ということになると思いますよ。
ビジネスで記憶力アップ
ビジネスやいろんな場面で、初めて会った人と、名刺交換しますよね。名前をすぐに憶えられますか。
できればその場で憶えたいですよね。こんな時は、耳と目と緊張感を利用して憶えましょう。
名刺をサッと見るだけでは、短期記憶として脳に入り、しばらくすると忘れていく、ということになりますが、耳や緊張感という感情をともなうものは、長期記憶として記憶に残りやすいのです。
方法は、相手との話の中で、名前を何度も呼ぶ、という簡単がものです。
間違えてはいけない、という緊張感がともなうので、脳に強い印象として残ります。
しかも、相手の顔を見ながら呼びかけるので、目からの情報(視覚)と耳から入ってくる自分の声(聴覚)が結びついて、憶えやすいのです。
英単語を覚える時も、ただ見ているだけのときより、声に出して何度も言ったときの方が記憶に残る、というのも同じですよね。
「〇〇さんのご出身は?」とか「〇〇さんのお考えは?」なんて、質問する時や、相手を褒める時も、ぜひ名前を呼びかけてください。
これは相手との距離をグッと縮める効果もあるんですよ。
何かを憶えておきたい時は、聞くだけや見るだけより、いろんな感覚を使うことが有効になります。
睡眠で記憶定着
私たちが起きている間は、脳は常に情報を受け取っています。
何かを憶えるためには、整理して、記憶として定着させる時間が必要になってきます。
そのために有効なのが、寝る、ということなんです。
スキルアップや資格取得のために勉強する時、第二言語を習得したい時などは、寝る前が効果的です。
また、せっかく寝る前に憶えたのに、その後にテレビを見たりすると、テレビの内容を憶えてしまうことになってしまいますので、勉強したらなるべく他のことは何もしないで、寝ることをおすすめします。
寝ている間に、インプットしたものが、脳の中で整理されて残る、ということです。
書き出して整理する
この方法は、新しい仕事やプロジェクトが始まってしばらくした時にするのが、特にオススメです。
新しい何かを始めたときって、いろんな新しい情報が次から次と入ってきますよね。頭の中がごちゃごちゃになり始めます。
こんな時、分けがわからなくなる前に、整理して憶えましょう。
これはちょっと、洋服ダンスの中身を片付けることに似ています。下着も靴下もズボンもシャツも適当にタンスの中に放り込んだら、どこに何が入っているのかわからなくなってきますよね。
一度全部出して、種類別に分けて、入れ直せば、一枚のシャツを出すのは簡単になってきます。
整理する形式は何でもいいと思います。マインドマップを作成したり、エクセルを利用して表を作ったり、木の形、魚の骨の形という形式のモノもありますね。
手書きでもコンピューターを利用してもいいと思います。
マインドマップは無料のソフトもありますよ。
繰り返しインプットする
かなり強い印象をともなうことであれば、嫌でも憶えられますが、そうでない場合はやはり、繰り返しのインプットが有効です。
コツは、「高速」で、というのがオススメです。
右脳は高速処理を得意としています。自分の顕在意識が「速すぎてわけわからん。」と思っているときでも、右脳ではちゃんと処理をしています。
大量の情報でも、高速でのインプットを毎日続ければ、いつの間にか憶えている、ということになります。
頭の回転も早くなる、という効果もあります。
早く聞く、早く見る、を毎日繰り返せば、脳全体が活性化してきます。
繰り返しアウトプットする
憶えたことを人に話す、問題をたくさん解く、といったことがこの繰り返しのアウトプットになります。
思い出す練習になるんですね。
頭の中にはたくさんのことが記憶できていますが、出せません、じゃあ悲しいですものね。
また、人に話すことを前提に、インプットすると、集中して憶えようとしますので、とっても効果があるんですよ。
概念を理解し、イメージ化する
食べてみる!?
おいしそうな食べ物の名前を憶えたいとします。
名前を見ただけでは、すぐに忘れてしまったりしませんか。
でも、実際に食べてみたらどうでしょう。
それが、おいしかったとしても、まずかったとしても、食べなかった時よりは断然憶えていますよね。
実際の行動、体を使った記憶は、とても効果があるのです。
想像力を働かせる
これは実際に体験できる場合ですが、そうじゃない場合でも、これと同じようなことをすることで、効果を高めることができます。
それには、想像力が必要になります。
新しいアプリの名前を憶えたいときも、名前だけをただ憶えようとするよりも、機能やできることを理解して、自分が実際に使うならどう使う?などと想像しイメージすることで、より強い記憶として残ることになります。
脳内のネットワークを利用する
また、英単語を覚えるときには、その単語一つだけ憶えるよりも、他の単語と、何らかの関係性を持たせて一緒に憶えると、とても効果があります。
自分の中の情報のネットワークを活用することになります。
また、情報のネットワークを広げていくことになりますので、脳の活性化にも効果的です。
まとめ
いかがでしたか。
記憶力をアップするためには、繰り返しが有効ですが、ただ繰り返すだけではなく、ちょっとしたコツを利用して行う、ということが効果的です。
〇 憶えたら寝る
〇 イメージを働かせ、リアル感を利用する
〇 視覚以外に聴覚も利用する
〇 緊張感を利用する
〇 概念を理解する
〇 高速で大量に情報をインプットする
〇 マインドマップなどを利用して、整理する
などが、有効です。
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