イライラすることは誰でもありますよね。
人によってイライラする場面は違います。
ですが、一人の人がイライラする場面は、だいたい決まっていませんか。
子どもが部屋を散らかすと、イライラする、という人もいますし、他人の特定の行動がイライラする、という人もいますよね。
それは、その人の記憶によるところが大きいからです。
私たちは、印象的な出来事、特にネガティブなものを、強い感情とともに脳に記憶としてためていきます。
いつもは忘れていますけど、似たような場面を見ると、感情とともに思い出してしまうのです。
嫌なことを事前に回避するために。予知していることになります。
今回は、自分のイライラのパターンを掴む、という手法で、少しでもイライラを解消して頂ければ、と思います。
自分のイライラの原因がわかるだけで、イライラしなくなることは充分にあります。
日常にありそうな、6つの例をご紹介していきます。
この記事の目次
部屋の散らかりには我慢できない
部屋が散らかっていることがイヤでたまらない、という人は少なくないかもしれません。
特に、自分以外の誰かが散らかしていたら、我慢ならねぇ、って感じになるかもしれませんね。
もしかしたら、子供の頃、身近な人に部屋の散らかりをひどく怒られたのかもしれませんね。
部屋が散らかっていると、落ち着かなかったり、イライラするのは、部屋が散らかっていることは良くないことだ、という罪悪感のような感情がくっ付いていたり、しかられた時の悲しい思い出が、イライラという形に変えて現れただけかもしれません。
イライラや怒りは、悲しい感情の裏返しであったりもしますからね。
イライラしなくても部屋はきれいにできる、かもしれませんね。
自由奔放な人を見るとイラ~
自由に振舞っている人や、やりたい放題に遊ぶ子どもを見ると、なんか気分が良くない、モヤモヤするってことはありますか。
もしかしたら、子どもの時、エネルギー有り余るあなたの無邪気な行動を、ついつい誰かが注意したのかもしれません。
自分の感情のおもむくまま、自由に楽しくすることがいけないことのように感じてしまったのかも。
そんなあなたは自由奔放で楽しそうにしている人を見ると、記憶のスイッチが入り、イヤな感情が出てきて、落ち着かない気持ちになっているのかもしれませんね。
自分の子どもなど、身近な人には特に、自分を重ねてしまっているのかもしれないですね。
お金を使うことはいけないこと!?
あなたはお金を使うことや、持つ事に罪悪感はありませんか。何かいけないことのような気がしますか。
罪悪感や不安も、イライラや怒りという形で現れることがあります。
もしあなたが、お金を自分や自分の身近な人のために使うことに、すごく抵抗がある場合は、記憶が関係しているからかもしれません。
もしかしたら今まで誰かに、お金の使い方などで、厳しい目を向けられていたのかもしれませんね。
知らないことはやりたくない
何か新しいことに挑戦したり、自分の世界を広げるために何かを学ぶ、といったことを、やりたいのになかなか出来ないということはありませんか。
やったことの無い仕事を上司に振られて、不安になったり、怒りを感じることはありませんか。
もしかしたら子どもの時、何でもやろうと果敢に挑戦するあなたを、周りの人が心配のあまり、止めたのかもしれません。
そんなあなたは、自分には何もできないのかもって、思うようになったのかも。
その思いが、未知のことへの不安につながって、あなたを縛り付けているのかもしれません。
予定通りにいかない!?
予定が変更になることなんてよくあることですよね。
たとえば、旅行の計画を立てていたけど、誰かの都合が悪くなって、日にちや行き先を変えるとか、進めていたプロジェクトが予定通りうまくいかない、なんてことはあってほしくはないけど、よくありますよね。
それなのに、もの凄くイライラしてしまうってことはありませんか。
もしかしたら子どもの時に、うまくいかなかったこと、予定通りにできなかったことに対して、周りの人にとがめられたりして、つらい思いをしたのかもしれません。
イライラや不安な気持ちは脳が記憶と共に、反射的に出しているものだとわかったら、予定通りにいかないことがあっても、あわてることなく柔軟に対処できますね。
つい「早く!」って言ってしまう
他人や子どもの行動の遅さに、イライラすることはありませんか。
過度に落ち着かなくなったり、怒りがこみ上げてくるといった場合は、もしかしたら記憶のせいかもしれません。
子どもの時、常に「早くしなさい!」って言われていたのかも。
他人の行動を見ても、その時の記憶がよみがえってきて、イライラするのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。
日常のいろいろなところで、知らず知らずに記憶がちょくちょく顔を出しているのかもしれませんね。
自分がどんな時にイライラしやすいのか、どんなことを不安に感じているのかということが、事前にわかっていれば、イヤな感情が再生されても、流すことができるでしょう。
不安のない明るい毎日を送ってもらえると嬉しいです。
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