何かを生み出す時に必要となるのは、発想力・イメージ力ですよね。
また、行き詰った問題を解決するのも、この発想力が役にたちます。
では、この発想力はどうすれば、鍛えることができるのでしょう。
今回は発想力の鍛え方や、トレーニング方法をご紹介します。
発想力は鍛えれば鍛えるほど、ドンドンついてきますよ。
この記事の目次
発想力を引き出す方法
発想力を鍛えるステップ1:柔軟性をつける
ただ漠然と、「何かいいアイデアはないか。」と考えているだけでは、なかなか発想力を出すことはできません。
何かひらめきが降りてくるまでには、相当時間がかかるでしょう。
それよりも、参考にできるものはないか、似たような事例はないか、ということを探すことを考えた方がいいですよね。
発想の手がかりは、今あるモノの固定観念を外して、柔軟に考えることがとても大切です。
発想力を鍛えるステップ2:異質なモノの組み合わせ
今あるモノの中で、異質な物同士を組み合わせる、ということを考えてみることで、いいアイデアが生まれてくることがあります。
大福にイチゴを入れたのも、異質な組み合わせの末生まれた、ヒット商品ですよね。
発想力を鍛えるステップ3:合体させてみる
また、異質なもの同士でなくてもかまいません。
二つくっ付けると便利だなぁ、というものはたくさん見つかるのではありませんか。
トースターの上で目玉焼きが焼けるものとか、
ベッドと、机と、本棚と、ハンガーラックがくっついているものなんかも、できちゃいますよね。
出典:わくわくランド
発想力を鍛えるステップ4:連想する
ある言葉から、色いろなものを連想する、というのも発想力を鍛える方法です。
連想ゲームというものをやったことがある人も多いのではないでしょうか。
トレーニング
ある言葉をそれに関連した言葉に次々に置き換えていくゲームです。
例えば、たまご → ひよこ → まんじゅう(ひよこ饅頭) → 東京
といった風に、していきます。
このときのコツは、できるだけ奇抜なアイデアを出すことです。
たまご→ゆで卵 だとあまり変化が ありませんよね。
記憶術への応用がきく訓練
また、連想ゲームのもう一つのやり方は、あるものに関係の深い言葉をスピーディーに出していくという訓練です。
これは奇抜であるというより、誰でもが思いつくほうがいいですね。
たまご → ゆでる → 野菜 → 土 → 雨 → 傘 → 長靴 → ねこ
などのように、すばやく言っていくのがポイントになります。
これは、何かを憶える時にも、とても役に立ちます。
関連付けて憶える方法です。
英語の単語をこの方法で憶えると、憶えやすいし、思い出しやすいですね。
その他の記憶方法を知りたいという方はこちらもどうぞ。
「記憶力低下に負けないアップする方法。アプリ不要の記憶術7つ」
発想力を鍛えるステップ2:発想の転換
物事の見方を変えるというのは、新しい発想を生み出します。
発想の転換ができるようになる、トレーニングをご紹介します。
トレーニング
目の前にあるものを、何でもいいので、一つ選んでください。
例えばコーヒーカップを選びます。
コーヒーカップは普通、何かを飲むために使うものですよね。
それを、何か別の使い方がないか、考えてみるのです。
たとえば、コーヒーカップを逆さまにして、底の丸い、白いところでハサミの刃を研ぐ、とかです。
そういうトレーニングを繰り返しやることで、かなりモノの見方の柔軟性、発想力がついてきます。
発想力を鍛えるステップ6:逆転の発想
発想力がついてくると、失敗、あるいは問題だと思っていたことは、実は成功だったと気付くことがあります。
ノーベル化学賞を受賞された田中耕一さんも、実験で使う物質を間違って混ぜてしまった、と仰っていましたね。
そのとき混ぜてしまったものを捨てていたら、ノーベール賞の受賞はなかったかもしれません。
気づくということが重要なカギになってきます。
よく、ピンチはチャンスだといったりしますよね。
では、そんな力がつくトレーニングの一例です。
ピンチをチャンスに変えるトレーニング
通常問題だと思えることを一つお題として出します。
たとえば、
●電車を乗り間違えてしまいました。
これをチャンスに変換します。
→ 今まで行ったことがなかったところに行くチャンスができた。
もしかして、何かいいものとの出会いがあるかもしれない。
●彼女にふられた。
→ 今まで疎遠になっていた男友達や女友達と会って、新しい趣味や世界を発掘するチャンス。
などのように、いろんな場面を想定して色いろやってみてください。
今まで、気付かなかったことが見えてくるでしょう。
これは、ネガティブをポジティブに変換する、なんて言ったりもしますよね。
発想力を鍛えるステップ7:抽象度を上げる
この方法は抽象度を上げる訓練にもなります。
もっと広い視点、高い視点で見てみる、ということですよね。
抽象度を上げると、こんなところでも役に立ちます。
「好きな人に嫌われた、イヤな上司に怒られたことを早く忘れる方法。」
ご参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。
発想がのびのびできれば、日常やビジネスのあらゆる場面でとても役に立ちます。
発想力を引き出すポイントは、
- 固定観念を外して柔軟に考える
- 異質なものを組み合わせてみる
- 合体させてみる
- つながりを意識して、連想してみる
- 違う使い方がないか考える
- ピンチをチャンスに変える
- 視点を上げる
などです。
楽しんでやってくださいね。(^^)