今年もお気に入りの水着でたっぷり遊んだ。
来年もこの水着を着たい!でもなんかヨレヨレ!?
また、お子さんのスクール水着がなんかザラザラ!?
なんて事になっていませんか。
水着って特殊な伸びる素材で出来ていますから、強そうですけど、注意しないと繊維が切れたり、色が変わったりしやすいんです。
でも、ポイントさえつかめば、お気に入りの水着も、長く使うことが出来ますよ。
お手入れ方法も簡単です。
今回は水着をキレイに長持ちさせる、お手入れ方法のご紹介です。
この記事の目次
水着のお手入れ方法
洗濯時の注意
洗剤
洗濯洗剤は中性洗剤を使用し、押し洗いが適しています。
漂白剤の使用はやめましょう。
また、洗剤の入れすぎにも注意してください。
すすぎは充分に
充分にすすいで中に洗剤が残らないようにしましょう。
型崩れされない
また、強く絞ったりすると、型崩れを起こしてしまいますので、タオルに挟んで水気を取るようにしてください。
脱水機は使わないほうがいいでしょう。
すぐに干す
水気を充分取ったら、すぐに風通しのよい所で干しましょう。
保管時の注意
タンスなどにしまう時は、防虫剤、カビ取り剤などが直接水着に付かないようにしましょう。
脆化現象(ぜいかげんしょう)
ポリウレタンの特徴
水着は伸び縮みするポリウレタンを糸に使用しています。
ポリウレタンは何度も使っている間に脆化(ぜいか)という劣化現象を起こします。
これにより、伸縮性がなくなったり、糸が切れて生地が薄くなったり、白いブツブツしたものがでてきたり、ザラザラしたり、ベタベタすることもあります。
ポリウレタンを使った製品
ちなみにポリウレタンは、肌着、靴下、ブラジャー、ガードル、パンティーストッキングなどにも使用されています。
脆化の原因と対処法
それでは脆化の原因と対処法を見ていきましょう。
塩素に弱い
実はポリウレタンはプールなどに入っている塩素に非常に弱いと言う特徴があります。
しかもこの塩素は色落ち、変色の原因にもなっています。
水着には通常のポリウレタンよりも塩素に強いモノを使っていますが、それでも避けられるものではありません。
対処方法
① プールから上がるたびに、シャワーを浴びましょう。
② 水着を脱いだら出来るだけ早く、よく水で洗いましょう。
紫外線に弱い
ポリウレタンにとっても紫外線は大敵なのです。
熱を加えない
ポリウレタンは太陽光、摩擦などの熱が加えられると、さらに脆化を進めてしまいます。
対処方法
① 摩擦をさけるため、滑り台を使う時は、じかにおしりをつけない方がいいですね。
滑り台のルールの範囲内で危険でない方法でやってくださいね。
② 水着は乾燥機やドライヤーで乾かさないほうがいいですよ。
③ 水着をあつい車内などに放置するのも避けてください。
④ 洗濯した後は、直射日光をさけ、陰干ししてください。
⑤ また、水着を着用したままで温泉や、サウナなどに入ることも傷めてしまう要因になります。
日焼け止めなどの油分に弱い
ポリウレタンは日焼け止めなどに入っている油脂分にも弱いのが特徴です。
ローションなどの化粧品類、外用薬、石鹸、食用油、洗濯後の残留洗剤なども同様です。
汗やお風呂の残り湯などには皮脂が多く含まれていますね。
対処方法
日焼けオイルや日焼け止めが水着に付かないように配慮した方がいいでしょう。
ザラザラしたところ
また、コンクリートなどのザラザラしたところに触れたりすると、糸が切れたりしてしまいます。
対処方法
プールサイドのようなところにすわる時は、こすらない様に注意しましょう。
また、砂の上などにはじかに、座らない方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
水着は伸び縮みに優れている分、弱いところも多いですね。
でも、ちょっとした心がけで、長持ちすることもわかりました。
熱と塩素に弱いですから、すぐに洗ったり、暑い所に落ちっぱなしにしないようにしてくださいね。
お気に入りは、また着たいですからね。
子どもに来年も、着てもらいたいですしね。
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最後まで読んでくださってまことにありがとうございます。
水着のヨレヨレは避けたいですよね(^^)