運動会での徒競走やリレーは、わが子にとってメインの種目だから、ビデオ撮影も気合がはいりますよね。
絶対に上手に撮って、失敗したくはないですね。
今回は、運動会の徒競走、リレーでの撮影のコツをご紹介します。
思い出に残るいいビデオにしてくださいね。
運動会のビデオ撮影を成功させるコツ
リレーや徒競走といった、走る競技を撮影するコツを、次のような内容で解説していきます。
- 撮影する最適な場所
- スムーズな撮影を行うための足の位置
- ズームイン、アウトの最適なタイミング
- 運動会らしさを入れるコツ
- ビデオ撮影に失敗しないためのコツ・注意点
それでは、順番に見ていきましょう。
ビデオ撮影を上手に行うための準備編
撮影する最適な場所
まず、どこで撮影するのか、ということが大事です。わが子が正面で撮れて、障害物がないところがいいですよね。
それには事前のリサーチが欠かせません。
最近は自分がどこを走るのかということを書いたプリントを、学校側が用意してくれたりしますので、しっかりと確認しておきましょう。
徒競走なら、 ゴール地点を正面で捉えられるところがいいでしょう。
リレーならバトンを受け取ってから、 カーブを走っている姿を正面に捉えられるところ、なんていかがでしょうか。
パンニングは足の位置を変えない
場所が決まったら、足を置く位置を決めるのですが、その前に、ビデオを スタートさせる地点とストップさせる地点を決めます。
スタートさせる地点とは、子どもが走り始めるところで、ストップ地点とはゴールかバトンを渡すところですよね。
それが決まったら、ストップ地点に自分の身体が正面を向くように、 足の位置を決めて立ちます。
足の位置はスタートからストップまで、変えないという事なのです。スタート地点を撮るときは、身体をひねって撮らなければならない、ということになりますが、そうすることで、流れるような映像を撮ることができる、というわけなのです。
初めに決めた位置に足をおいて、スタートするときは体をひねっていますが、走り始めると徐々に体が正面を向くようになります。
こういう横移動の撮り方を「 パンニング」と言います。
身体がつったりしない様に、何日も前から、ストレッチなどをしておくことをおすすめします。
ストレッチのやり方が分からない、という方はこちらを参考にしていただければと思います。
三脚や一脚を利用するのもいいですね。
準備ができたら
スタート前の子どもはズームインで
いよいよスタートする、という前の、わが子の様子を ズームインで取りましょう。緊張している様子が、よくわかる映像が撮れるかもしれませんね。または、やる気いっぱいの表情を、捉えるかもしれません。
走り始める前は、わが子をズームインして撮りましょう。
一緒に走っている子も入るように撮る
そして、いよいよ走り出す、という時になれば、一緒に走る子どもたちが入る大きさに、ズームアウトして撮りましょう。
運動会の臨場感が伝わる映像にするためには、 他の子どもたちをカメラにおさめることがコツですね。
徐々にズームインする。
走り出したら、徐々に自分の子どもをズームインしていきます。
子どもが自分の立っているところに近づいてきて、正面で捉えられるところでは、わが子の全身が入る大きさで撮りましょう。
そのままゴールする徒競走の場合は、 ゴールするときのわが子の顔をさらにズームインして撮ります。
リレーなどでカーブを曲がって行ってしまった時は、バトンタッチの様子を撮るために再び少しズームアウトして広く撮ります。
そして、バトンを渡した後の子どもの表情を、ズームインで撮るといいですね。
ビデオ撮影の予行練習をしましょう
以上が実際の撮影になりますが、上手く撮るには予行練習が必要です。
子どもたちもやりますよね。運動会の予行練習。
5つくらい前のグループが走る時に、立つ位置と、身体をひねって戻すこと、ズームの仕方を確認しながら練習すれば、本番ではばっちり撮影することができますよ。
運動会のビデオ撮影の注意点
ビデオ撮影で失敗しないためにはいくつかの注意点があります。
● ズームのイン、アウトをやり過ぎないようにしましょう。
バッテリーを多く消費してしまいますし、落ち着かない映像になってしまって、見る時に疲れてしまいます。
● ズームはゆっくり行いましょう。
ゆっくりすることで、子どもを見失う心配もありません。
● スイッチを入れ忘れないように注意してください。
モニターで映している時は特に忘れがちになるので、注意してくださいね。意外と多い失敗例なんですよ。
まとめ
いかがでしたか。
ちょっとしたコツを知っていると、いい映像が撮れますし、楽しさもグレードアップしますよね。
ズームのイン、アウトは少し難しいかもしれませんので、日ごろから練習しておくのもいいですよ。
子どもの成長に合わせて、ビデオ撮影の腕も上がることでしょう。
運動会のビデオ撮影!団体競技偏。
運動会のビデオ撮影では手振れを回避しましょう。
十五夜とは
子どもに「十五夜って何?」と聞かれてバッチリ答えるためにはこちらを参考にしてください。
撮影の前の柔軟体操、ストレッチは本当に大切ですよ(^^)
競技に出場するときも、怪我をしないでくださいね。