運動会でのビデオ撮影は、結構難しいです。当たり前ですけど、子供はすごく動くし、人は多いし。
でも、そんなこと言ってられませんよね。家族がビデオを見るのを楽しみにしています。そこで今回は、運動会で上手にビデオ撮影するコツや方法をご紹介します。
中でも、この記事では、組体操やダンスなどの 団体競技に焦点を当てて解説していきますね。もちろん、応援合戦や騎馬戦などを撮るときにも使えますので、参考にしてくださいね。
この記事の目次
運動会のビデオ撮影は絶対失敗したくない!
団体競技を上手にビデオ撮影するために、次の項目についてご説明します。
- 具体的な撮影のコツ
- わが子を素早く見つける方法
- 撮影場所を確保する方法
- ビデオ撮影を失敗しないために重要なこと
それでは、順番に見ていきましょう。
団体競技で失敗しないビデオ撮影のコツ
ビデオの撮り始めは全体を入れる。
子どもが入場門から入ってくる映像を撮る時は、 入場門や他の子どもたちみんなが入るくらいの大きさで撮りましょう。全体の雰囲気や、入場してくる時の迫力が感じられる、運動会らしいいい映像になりますよ。
徐々にズームインして。
そして子どもが決められた位置に付くのに合わせて、徐々に ズームインしていきます。子どもを見失わないために、ズームインは ゆっくり行ってくださいね。
しばらく一定の場所で踊ったりしているのなら、わが子の腰から上、または全身が入るくらいまでズームインしましょう。
少し広めに撮る。
一定の場所で競技するのではなく、常に動いている、という場合は少し広めに撮った方がいいでしょう。子どもが画面から、いなくなってしまうのを防ぐためと、 ビデオカメラを振り回さないためです。
少しくらい子どもが動いても画面に入っている、というくらい広く撮るといいですね。
全体を撮る
全体で一つの絵になるように構成されている競技は、 全体を撮ることも大切です。
ズームインやズームアウトは頻繁にしないように注意しましょう。頻繁にすると、落ち着きのない映像になってしまいます。
タワーの迫力を出したい時の方法
組体操のタワーに、より迫力を持たせたいときは、わが子のアップから 少しずつズームアウトを行い、最後にタワー全体を撮る、という方法がおすすめです。
実況中継をする
組体操を撮影しているときは、タワーが出来上がるまで、静かな映像になってしまうことがあります。
そんな時は、家族の声やあなたの声を入れてあげるといいでしょう。実況中継したり、 応援の言葉をかけてあげましょう。
この日のために、子供がどんなふうに頑張っていたか、などのエピソードを入れてあげてもいいですよね。温かみのある映像に仕上がりますよ。
わが子を素早く見つける方法
いっせいに入場門から飛びだしてくる子どもたちの中から、わが子を見つけるのに時間がかかってしまった、という経験がある方は多いでしょう。ビデオ撮影のテクニックの前に、最も重要なことが、 素早くわが子を見つけること、ですよね。
ビデオカメラのこんな機能を使う方法から、ご紹介します。
ビデオカメラにわが子を記憶させる。
この頃は、ピントや露出の操作を 特定の人物に合わせて、自動でやってくれる機能のついたビデオカメラがありますね。これは、大勢の子どもの中から、わが子を探すことに利用できます。
ビデオカメラが、わが子を探して、□(四角)などでマークしてくれますので、とても便利です。
その機能が付いているビデオカメラをお使いの場合は、ぜひ使ってくださいね。
自力でわが子を見つけるコツ
次は上記の機能がビデオカメラに付いていなかったり、子供が頭や顔に何かかぶっているために、ビデオカメラがわが子を認識できない場合の、探し出すコツです。
それは、 わが子を目立たせることです。髪型や髪につけるもので目立たせることができます。
また、派手めの靴下も使えますね。みんなとちょっと違う何かで、わが子を目立たせましょう。
場所の確保は確実に
プログラムをしっかりチェックする。
この頃は事前に、競技中のわが子の動きや位置を、プリントなどで知らせてくれる学校が増えてきました。それをよく見て、わが子の動きを把握し、 どこでビデオ撮影するのがベストか、決めておきましょう。
場所の確保は、2つくらい前の競技からしておくのがいいですね。
余分に確保する
場所は確保できたけど、いざ撮影に入ったら、他の子供たちの後ろに隠れてしまって、わが子がよく見えない、なんていうことも考えられます。
そんな時のために、余分に場所を確保するのもいいでしょう。家族総出で、頑張ってみてはいかがでしょうか。
脚立(きゃたつ)を利用する。
また、狙った場所にすでにたくさんの人がいる、人垣の後ろからしか撮れない、なんていうことがあるかもしれません。そんな時のために、ミニ脚立や踏み台などを用意しておくのもいいですよ。
これがあれば、ビデオ撮影がずいぶん楽にできます。
事前の打ち合わせが大切
ズームイン・ズームアウトのタイミングを決めておける
よい映像を撮るためには事前のリサーチが欠かせません。どんなダンスをするのか、 子供に一度踊ってもらうのもいいかもしれませんね。
全身を撮るタイミング、アップで撮るタイミング、広く撮るタイミング、全体を撮るタイミングなどなど、撮影の仕方を事前に決めておくことが出来るでしょう。迷いがない、 安定した撮影ができますよね。
正面から撮ることができる
事前のリサーチが大切な理由は、子供の正面の向きを知るためでもあります。身体の向きは本部席方向とは限りません。
観客の方を向くこともあるでしょうし、後ろを向くこともあるでしょう。子供によく聞いておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
撮影を成功させるためには、まず、事前に決めておいた方がいいことが、たくさんありますね。場所のこともそうですし、どこでズームインして、どこでズームアウトするのか、ということをあらかじめ決めておけば、忙しく動き回ったり、インとアウトばかりする見にくい映像になることがさけられますよね。
わが子が頑張っている姿を綺麗にとってあげられれば、何度も見たくなる映像になるでしょう。
運動会って、親にとっても大変ですけど、がんばってくださいね。
運動会のビデオ撮影の基本
運動会のビデオ撮影の基本はこちらでご紹介しています。
リレー、徒競走を上手に撮るコツ
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子どもに十五夜の説明が出来ますか。こちらをご参考にしてみてください。
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