あっ、ちょっと鼻が詰まってきたかなぁ~、なんて思っていたら、あっという間に、鼻が完全に詰まってる!?
なんていうこと、ありますよね。
鼻づまりはつらいですよね。早く解消したいです。
今回は、鼻づまりの解消法19こをご紹介します。
子供でもできる簡単なものから、鼻づまりにきく食べ物・飲み物、ツボなど、いろいろとご紹介します。
この記事の目次
鼻づまりを解消する方法
ミントガムをかむ
ミントの入ったガムをかんでください。
ミント(ハッカ)の主成分であるメントールには、アレルギーを抑える作用や、炎症を抑える作用のほか、血行を良くする作用があります。
また、ペパーミントティーを濃い目に作って、湯気をかぐのも効果的です。
熱い湯気を吸い込む
熱い湯気が鼻の中に入ってくると、鼻は入ってくる空気の温度を調整するために、鼻水を出そうとします。
それにより、詰まっていたものが通るというわけです。
熱い湯気なら、ラーメンでもうどんでもOKです。
ただし、つまっている間は鼻で息ができないので、食べるのが苦しいですよ。
鼻をあたためる
鼻を温めることで、鼻の周辺の血管を広げて、血行を良くします。
鼻全体を温めるようにしてください。
温める物は、何でもOKです。
● カイロ
● 蒸しタオルタオル
蒸しタオルの作り方は、
水で濡らしたタオルを普通に絞って、ラップにくるみます。
それを、1分間電子レンジで加熱するだけです。
熱いので、気をつけてください。
● 蒸気でアイマスク
疲れた目をいたわるためのモノですけど、鼻にも使えます。
40度が10分ほど続きます。
乳酸菌を食べる
ヨーグルトなどに入っている乳酸菌には、腸内環境を整えて免疫力を上げ、アレルギーを抑える働きがあります。
鼻づまり解消エクササイズその1
鼻づまりに効果があるエクササイズをご紹介します。
やり方
① ゆっくりと、深く息を吸い込みます。
② 今度はゆっくりと深ーく息を吐ききります。
③ 吐き切ったところで、息を止め、手で鼻をつまみます。
④ 手で鼻をつまんだまま、頭をゆっくりと上下に動かします。
下を見るときは、地面と顔が平行になるくらい、いけるところまで下に向けます。
上を見るときも、いけるところまで、頭を後ろに倒します。
⑤ これを4秒間隔くらいで、息が苦しくなるまで繰り返します。
⑤ 苦しくなったら、手を離し、鼻で息をしてみてください。
首や肩が痛い方は、無理しないでくださいね。
また、頭が痛くなったらやめてください。
酸欠状態が脳に伝わると、鼻を広げるようにと、脳からの命令が行きますので、鼻が通るというわけです。
炭酸水を飲む
こちらは、偽の酸欠状態を作るやり方です。
炭酸水に含まれている二酸化炭素が血管の中に入ることで、酸素の量が減ったと勘違いした身体は、酸素を取り込むために、血管を広げます。
血管が広くなると、血液の循環がよくなり、滞っていた鼻の周りの血流も良くなります。
一度に飲む量は、コップ一杯ほどにしておいてくださいね。
寝る前に飲むと効果的ですが、胃に負担がかからないように寝る2時間前くらいに飲んでください。
鼻づまり解消エクササイズその2
鼻づまりに効果があるエクササイズの第二弾です。
やり方
① 舌の先で上あごの一番奥のちょっとザラッとしているところを、強く上に押し上げます。
② 舌をそのままにして、今度は片方の手の親指を眉と眉の間に当てて、強く押します。
③ それを30秒続けます。
鼻の奥にある鋤骨(じょこつ:画像の赤い部分)を舌で押し上げて、鼻の奥に詰まっているものを流すためのエクササイズです。
丹田呼吸をする
おへそから、指3本くらい下の辺りに丹田というツボがあります。
ここを意識しながら行う呼吸を丹田呼吸と言います。
やり方
① 椅子に浅く腰掛けるか、あぐらをかいて座ります。
② 背筋を伸ばします。
③ 丹田に、両手を重ねておきます。
④ 丹田に意識を集中します。
⑤ 手をおいたお腹を、呼吸とともに、大きくゆっくり、出したりへこましたりします。
⑥ これを数回繰り返します。
⑦ 次にへこました状態を1分間保ちます。
そのときも呼吸は普通にしてください。
1分たったらゆっくりと元に戻してください。
身体が温まり、血行が良くなります。
ツボのマッサージその1
鼻づまり解消に効くツボを刺激します。
迎香(げいこう)
〇 迎香は小鼻のすぐ横にある、へこんだところです。
〇 両方の人差し指で、小さく回転させるように、マッサージします。
途中で鼻水が出てくるかもしれませんが、しばらく続けましょう。
このツボは、鼻づまりのほか、顔の血行を良くしてむくみを解消したり、頭痛や視力の衰えを防止するのにも、効果的です。
ツボのマッサージその2
ツボ刺激の第二弾です。
「睛明(せいめい)」
右と左の目頭のすぐ内側で、やや上にある「睛明」というツボを、片方の親指と人差し指でグッと挟むように、マッサージしてください。
両手の人差し指で挟んでもOKです。
目の方へ押し込まないように注意してください。
ツボのマッサージその3
「合谷(ごうこく)」
親指と人差し指の骨の間、にあります。
ここを反対側の親指で、グリグリとマッサージしてください。
握りこぶしで脇を圧迫する
詰まっている鼻と、同じ方の手で行います。
やり方
① 詰まっている方の手で握りこぶしを作ります。
② それを反対側の脇の下に、手の甲が前を向くようにして入れます。
③ 脇で手をギュッと挟みます。
これでOKです。
わきの下の自律神経を刺激して、血管の収縮をコントロールし、鼻づまりを解消してくれます。
バットやペットボトルなどを挟んでも、いいですよね。
玉ねぎの匂いをかぐ
やり方
① 1/4個~1/2個のたまねぎを薄くスライスします。
② スライスしたものをビニール袋に入れます。
③ ビニール袋の口を鼻にもっていき、玉ねぎの匂いをかぎます。
タマネギの「硫化アリル」という成分に、鼻の粘膜の炎症を抑える働きがあります。
また、喉の殺菌を抑える効果もありますので、喉が痛いときは口で吸ってください。
ねぎの入ったお味噌汁
ねぎの入ったお味噌汁は、身体を温めて、血行をよくし、鼻の通りをよくしてくれます。
また、ねぎには玉ねじと同じ「硫化アリル」が含まれていますので、一層いいですよね。
特に根っこに近い、白い部分が効果大です。
レンコン・大根の絞り汁を鼻に入れる
レンコンを摩り下ろし、絞った汁をティッシュかキッチンペーパーか、脱脂綿などにしみ込ませ、片方の鼻の穴につめます。
しばらくつめたら、今度は反対の鼻の穴に、新たにしみ込ませたモノをつめます。
これを何度か繰り返します。
また、絞った汁を直接鼻の中に、2、3滴入れてやるのでも、いいですよ。
レンコンには皮膚や粘膜を収縮させる、収れん作用や、炎症を抑える作用があります。
レンコンの変わりに、大根を使ってもOKです。
しょうがを食べる
しょうがはおろしても、刻んでもいいので、とにかく熱を加えることがポイントです。
お湯に入れたり、紅茶やお茶に入れても、いいですね。
生姜の辛み成分であるショウガオールには、鼻づまりの症状を抑える働きがあります。
また、ショウガオールには、花粉症や、ハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎にも効果があることがわかってきました。
鼻づまりの原因となっているロイコトリエンや、粘膜の炎症を引き起こすプロスタグランジンに働きかけ、症状を抑える効果があることが報告されています。
番茶+塩で鼻うがい
濃い目に入れた番茶の中に、塩をひとつまみ(小さじに半分くらい)入れて、冷まします。
必ず冷ましてくださいね。
それを、スポイトに入れて、片方ずつ鼻の中に入れて、口から出します。
鼻うがい専用の吸入器を利用してもいいですよね。
スポイトは100均の化粧品売り場や、お弁当関係の売り場に行けば、あると思いますよ。
また、レンコンやしょうがの時のように、しみ込ませた脱脂綿を鼻につめてもOKです。
お風呂でリラックスする
39℃~42℃のお湯にゆっくり、ゆったり入って、くつろいでください。
自律神経の働きかけで、血管を拡張させ、血行が良くなることで、鼻の通りが良くなっていきます。
また、お風呂の湯気に、鼻づまりを和らげる効果もあります。
ブリーズライトを鼻につける
「ブリーズライト」はイビキを和らげるためのモノとして、知っている人が多いかもしれませんね。
ブリーズライトは鼻にピタッと張り付いて、バネの力で鼻の穴を広げ、鼻の通りを良くします。
もちろん、おきている時にも使えますよね。
鼻の働き
人が鼻で息をするのはなぜか、ご存知ですか。
鼻には、吸い込んだ空気の温度や湿度を調節する働きがあり、喉や気管、肺を急激な温度の変化や、乾燥から守っています。
ラーメンなどの熱い湯気が鼻に入ってきた時に、鼻水を出すのも温度調整のためです。
鼻の温度調節の実力は、冷たい空気が入ってきた時にはなんと、0.1秒の速さで10℃も温度を上げることができます。
また、乾燥した空気が入ってきた時には、0.1秒の速さで50%も湿度を上げてしまいます。
そして、空気が鼻を通っている時は、脳の下の部分が冷やされています。
空気が鼻を通らなくなると、
いつもボーとしてしまったり、集中力がなくなったり、ということになってしまいます。
口呼吸になると
また、口で呼吸をしていると、口の中が乾燥して、喉や気管を痛めやすく、風邪をひきやすくなります。
昼間は鼻で呼吸していても、気付かないうちに夜になると口で呼吸をしている、という人もいます。
イビキをかく人は口を開けているので、口の中が乾きやすいですよね。
口呼吸をしている人は、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか。
鼻づまりの解消法はいろいろありますが、気になった、または、気に入った方法がありましたか。
鼻が詰まっていると、仕事が集中してできなかったり、食事がしにくかったりしますよね。
それに、鼻で呼吸をするって、とても大事なことなんですよね。
いつもスースー通していたいですね。
イビキの解消方法はこちらでご紹介しています。
「睡眠時無呼吸症候群の恐れもある、いびきの原因と改善方法。」
炭酸水の凄い効果はこちらでもご紹介しています。
アルコールで頭痛になったら、こちらを参考にしてください。
鼻の穴って、1、2時間おきに左右交代で働いているっているのはご存知ですか(^^)